携帯電話の乗り換えを検討されている方で、携帯電話キャリアが出している格安プランの比較検討をされている方も多いのではないでしょうか?
携帯電話の乗り換えを検討する上で、比較対象になってくるのは月額料金、通信データ容量、通信スピードなどになってくるかと思います。
なので、この記事では各携帯電話キャリアが出している格安プランのahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルの通信スピードについて比較してみました。
比較項目は以下の3つの項目です。
- 平均Ping値
- 平均ダウンロード速度
- 平均アップロード速度
まず、下にある表がahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルの通信スピードの比較表になります。
ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
平均Ping値 | 48.69ms | 49.77ms | 39.67ms | 50.01ms |
平均ダウンロード速度 | 134.25Mbps | 71.79Mbps | 63.35Mbps | 47.57Mbps |
平均アップロード速度 | 14.42Mbps | 14.09Mbps | 16.53Mbps | 23.77Mbps |
※直近3ヶ月に計測されたahamo(1236件)、povo(1732件)、LINEMO(326件)、楽天モバイル(2728件)の測定結果から平均値が計算されています。この通信速度レポートは必ずしも実効速度を保証するものではありません。通信環境により結果が異なる場合がありますので、参考としてご活用ください。この情報は2022年8月11日時点での情報です。
結論は、下記のようになりました。
- 平均Ping値が1番低いのはLINEMO
- 平均ダウンロード速度が1番速いのはahamo
- 平均アップロード速度が1番速いのは楽天モバイル
平均Ping値が1番低いのはLINEMO
上の表から各社の平均Ping値を見てみると、
- ahamo:48.69ms
- povo:49.77ms
- LINEMO:39.67ms
- 楽天モバイル:50.01ms
「Ping」とは「Packet INternet Groper」の略で、 ネットワーク上で指定した相手と通信できるのかどうか疎通確認するコマンドのことです。単位は「ms」で1/1000秒を表し、疎通確認と同時にデータを送信してから返ってくるまでの応答速度ということになります。
Ping値の目安は下記の通りです。
- 0~40ms:速い
- 41~60ms:普通
- 61~100ms:やや遅め
- 101ms~:遅い
Ping値が影響するのは、リアルタイムな通信が必要な場面で、具体的には下記のような場面に影響があります。
- 高画質な動画視聴
- オンラインゲーム
- 無料通話アプリ
平均ダウンロード速度が1番速いのはahamo
上の表から各社の平均ダウンロード速度を見てみると、
- ahamo:134.25Mbps
- povo:71.79Mbps
- LINEMO:63.35Mbps
- 楽天モバイル:47.57Mbps
ダウンロード速度が影響するのは、データ受信の場面で、具体的には下記のような場面に影響があります。
- メール受信
- WebサイトやSNSの閲覧
- 動画視聴(YouTubeやNetflixなど)
- アプリや画像、動画のダウンロード
- オンラインゲームの読み込み速度
平均アップロード速度が1番速いのは楽天モバイル
上の表から各社の平均アップロード速度を見てみると、
- ahamo:14.42Mbps
- povo:14.09Mbps
- LINEMO:16.53Mbps
- 楽天モバイル:23.77Mbps
アップロード速度が影響するのは、具体的には下記のような場面です。
- メール送信
- SNSやブログの投稿
- 動画投稿(YouTubeなど)
まとめ
ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルの中で、
- 平均Ping値が1番低いのはLINEMO
- 平均ダウンロード速度が1番速いのはahamo
- 平均アップロード速度が1番速いのは楽天モバイル
となりました。